新築住宅でもホームインスペクションは利用するか?

お客様から、「新築住宅でもホームインスペクション(住宅診断)を依頼する人はいるのか?」と質問されることがあります。

ホームインスペクションと言うと中古住宅向けのものというイメージをお持ちの方も少なくないのかもしれません。

実際には、新築でもご依頼頂くことは多いです。

中古住宅なら、どの程度劣化しているのか調査することになりますが、新築なら、施工不良がないか調査することが主な目的になります。新築でも、施工不良が見つかることはよくありますので、調査する意味が十分になると思っています。

昨年(2020年)のご依頼内容を見てみましたところ、ホームインスペクションのご依頼のうち新築住宅の占める割合は約45%でした。半数近くですから、なかなか多いですね。

新築住宅の場合、完成状態で診断することもあれば、工事途中の検査に入ることもあります。完成済みの建売を購入される方なら、完成状態しか診断できませんが、これから建築される方や工事途中の方は、工事途中の検査をお勧めしますので、ご検討ください。

工事途中の検査は、住宅あんしん工程検査(建築中の住宅検査)です。

基礎工事の検査(配筋検査やコンクリート打設時の検査など)、構造躯体の検査、防水、断熱の検査などに対応しています。

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